宮古市議会 2022-06-09 06月09日-02号
岩手県医師支援推進室によれば、岩手県の平成30年度都道府県別人口10万人に対する医師の数は、第41位と低レベルにあり、また、医師偏在指数で見た場合、宮古市は全335圏域中332位となっており、医師少数区域とされ、その順位の低さが顕著に表れています。
岩手県医師支援推進室によれば、岩手県の平成30年度都道府県別人口10万人に対する医師の数は、第41位と低レベルにあり、また、医師偏在指数で見た場合、宮古市は全335圏域中332位となっており、医師少数区域とされ、その順位の低さが顕著に表れています。
次に、医師偏在指標が全国に335ある二次医療圏の中で324位となっている現状について、どのように考えているのかとの御質問ですが、医師偏在指数は都道府県が主体的・実効的に医師確保対策を行うための指標であり、医師偏在対策の推進に活用されるものであります。
本市を含む気仙地域では、該当する病院はなかったところでありますが、そもそも岩手県は医師偏在指数が全国最下位であり、気仙地域も非常に低い数値となっているところであります。 このような状況からも、国からの病院再編、統合の公表は一方的であると考えており、市といたしましては、県立高田病院などの公立病院は住民の健康と安心を守る重要な役割を果たしていると認識しているところであります。
また、複数の市区町村がまとめて指定される2次医療圏別の医師偏在指数に関しても、岩手県内においては、盛岡医療圏が267.6の全国58位、胆江医療圏が131.6で全国275位、両磐医療圏が125.8の279位、県内最下位は宮古医療圏で86.8の全国330位となっており、医師数の不足にとどまらず、盛岡市とそれ以外の地域での格差が広がっております。
医師偏在指標では全国最下位の169.3、その記事の下には県内医療圏の表示もあり、両磐は医師偏在指数125.8とさらに深刻であります。 ことさらに、医師偏在を数字で突きつけられ、思い知らされた、そういう気がして新聞を読んだところでございます。 産科も少ないとされていますが、東北全般に高度不妊治療を受けられる施設が非常に少なく、毎回通院にかなり時間がかかり、予約も取りにくいと聞きます。